病院の当たりとハズレ
通っていた病院がハズレだと気付いた頃には遅かった
うつ病状態になってからどれ位だろうか、もう何年経ったのか記憶も曖昧である
最初は、メンタル原因ではないと自分で思い込み、吐き気・動悸・息切れ・目眩があって内科の病院にずっと行っていた。血液検査やレントゲン撮影をしても異常は何もない。
メンタル不全であることに気がついたのは、症状が悪化しきって仕事を無断欠勤したり布団から出ることも出来なくなってからである。
それからメンタルクリニックに通うようになり快方へ向かう
ここまでは、よかった。
その後、転職して今まで通っていたメンタルクリニックの営業時間中に行くことが出来なくなり転院を余儀なくされた
この転院したメンタルクリニックがハズレだったのだ。
先生は、傷病手当金や自立支援法の手続きについての話しか行わず
以前のメンタルクリニックの先生は、近況を聞いたり薬飲んで変化を見たりと色々と試行錯誤してくれていた。どうしても辛くなったら、予約なしでもいいから来てくれとかフォローもしっかりしてくれていた。
新しい先生にはそれもなく、予約の電話を入れても無愛想に電話対応で予約も迷惑そうに思われている感じで段々と予約することすら苦痛になっていってメンタルクリニックに行くこと自体がストレス 元になってしまっていった。
この病院はちょっと変だと思ったらすぐに転院したほうがいい
低品質の治療なんて時間の無駄である。
私の場合は、傷病手当金の手続きしていたので書類にメンタルクリニックの先生のサインとか症状状況を書いてもらいに行ってただけのような感じで診察なしで窓口で紙を提出して書いてもらうだけ作業的なものであった。治療行為でもなんでもない。
さっさと転院してしまった方がよかったと思うが、転院した方が良いという判断すら鈍っていたぐらい症状も芳しくなかった。窓口に紙を提出するだけで誰にも会わないでいいのならソレもありなのかなという気持ちも同時にあった。
だが、それでは病気が治る事はないと思う。
いつまでこの手当て金生活をしていけばいいのか
そう考えるようになって、元々通っていたメンタルクリニックに転院することにした
色々と先生に話をしたが、ある程度は自然治癒はあるかもしれないが適切な治療を受けられていないね。随分と酷いメンタルクリニックだねと言っていた。
そうしてようやく、1年ぶりにうつ病の治療を再開した
今までのハズレ病院へ通っていた時間も費用も無駄になった。
もっと早く適切な治療を受けていれば今のような環境も変わっていただろうと思う。
社会復帰が予定よりも延びてしまい、経済的に苦しくなって今住んでいる賃貸を引き払って私は実家に戻って静養することになった。別居である。
病状についても妻に話をすると動悸がするぐらい悪化してしまっていた
そのこともあり別居を選択。
離婚も検討段階であるが、子供にお別れするかもしれないという話をしたところ涙目で嘘でしょ?といってくるのを聞いて自分の胸も苦しくなる
病院のハズレを引いて、人生が大きく脱線している話は以上である。
皆さんも、病院選びには慎重に